※2025年7月より、カイゴジョブは【ウェルミージョブ】に名称変更されました(サービス内容・退会方法に大きな変更はありません)。
「エージェントを介さずに自分で転職を成功させたい!」
「ウェルミージョブって、電話がしつこいって聞くけど本当?」
「登録したものの、使いこなせるか不安…」
そんな声に、元転職エージェント&現役ケアマネの私がお答えします。
ウェルミージョブ(旧:カイゴジョブ)は求人検索型のサイトです。
エージェントのサポートサービスはありません。
しかし、初回のみ姉妹サイトのカイゴジョブエージェントより電話が入ります。
実はウェルミージョブは“しつこい電話を回避しつつ”自分で探せる、数少ない介護求人サイト。
この記事では以下を徹底解説します。
- 電話がしつこくなる“本当の理由”と対策
- 登録後すぐにできる退会方法
- 求人票を見定めるためのコツ(ブラック回避)
\ エージェントのサポート付きがいい人はこちらの記事を参考にどうぞ /
▶︎ 【正直体験談】カイゴジョブエージェントはしつこい?評判の真相は?
ウェルミージョブが“しつこい”と感じる本当の理由

登録しただけなのに、なんでこんなに電話が来るの?
エージェントのやりとりが不安。
上記のように感じるあなたへ。
実はこの連絡、ウェルミージョブ(旧カイゴジョブ)ではなく、姉妹サイトの「カイゴジョブエージェント」からのもの。
“なぜ連絡が来るのか”を知り、正しく対処すれば、不安やストレスはぐっと減らせます。
ここではエージェント側の視点も交えながら、しつこい連絡への対処法を3つのポイントで解説します。
他社エージェントとの“スピード勝負”に巻き込まれている
転職希望者の多くは、複数の転職サイトに同時登録しています。
そのため、エージェント側は「他社より先に連絡して、転職サポートをスタートさせたい」と考えます。
実際、転職エージェントは営業職。
いち早く求職者の悩みや希望をヒアリングし、他社より良い提案をして“自社で転職してもらう”のが仕事です。
その結果、登録後すぐに電話がかかってくる・繰り返し連絡がくるという現象が起こるのです。
転職エージェントは玉石混交。より悩みを理解してくれる質の高いエージェントに出会えるよう、複数登録して相性を見極めるのがおすすめです。
登録直後は「今すぐ転職したい人」と見なされる
転職サイト側は、登録から数日以内の人を「アクティブユーザー」として優先対応します。
登録完了からすぐに電話が来るのはそのためで、悪意があるわけではありません。
返事がないほど“連絡手段が増える”
電話に出なかった場合、エージェントは「届いていないのか?」と判断に迷います。
そのため、電話だけでなく、メールやSMSなど複数の連絡手段で接触を試みるのが一般的です。
「手段を変えながらコンタクトを取る」のは、“登録後すぐのタイミング”ほど多く発生します。
もし転職時期が未定だったり、連絡が不要な状況であれば、早めに一言返信するだけでも連絡頻度は自然と落ち着きます。
メールやSMSで“しつこい連絡”を断る例文

「角が立たずに断る言い方が分からない…」
「しつこいけど、強く言うのは気まずい…」
そんなあなたでも安心して使える“そのまま送れるメールやSMS文例”をご用意しました。
メール等で退会や辞退を伝えるときは、「今回は自分で探す」「転職活動が一旦終了した」など前向きな理由を添えると、相手も納得しやすく、余計な確認連絡も来にくくなります。
「今回は自分で探したい」エージェント辞退タイプ
件名:エージェントサポート辞退のご連絡
ウェルミージョブエージェント ご担当者様
お世話になっております。○○(あなたの名前)と申します。
この度はご連絡いただきありがとうございます。
現在は自分で求人を探して転職活動を進めたいと考えておりますので、エージェントによるサポートは辞退させていただきます。
今後のご連絡は不要です。何卒よろしくお願いいたします。
強く断る印象を避けつつ、前向きな姿勢を伝えられる文面です。今後連絡してほしくない場合は「今後のご連絡は不要です」の一文を忘れずに。
「今は転職する気がない」エージェントと距離を置きたいタイプ
件名:ご連絡についてのお願い
ウェルミージョブエージェント ご担当者様
いつもお世話になっております。○○(あなたの名前)と申します。
現在は転職の予定がなく、仕事の都合上、ご連絡を控えていただけると助かります。
今後また転職を検討する際には、改めてこちらからご連絡させていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
今は転職意思がないことをやんわり伝えつつ、今後の再利用の可能性も残す柔らかい断り方です。
「もう完全に辞めたい」=退会&個人情報削除タイプ
件名:退会および個人情報削除のお願い
ウェルミージョブエージェント ご担当者様
お世話になっております。○○(氏名)と申します。
転職活動を終了することとなりましたので、貴社サービスの退会を希望しております。
併せて、登録済みの個人情報の削除もお願いできますと幸いです。
今後のご連絡は不要ですので、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
今後一切連絡を受けたくない場合や、個人情報の削除を明確に求めたいときに使えます。
退会まではしなくても大丈夫です
ウェルミージョブは「検索型求人サイト」なので、登録しておけば自分のペースで求人を見られる便利なサービスです。
初回の連絡だけ断っておけば、その後は必要なときだけ使うという使い方も可能。
「まだ迷っている」「良い求人だけ見たい」という方は、退会せずそのまま使い続けても問題ありません。
ウェルミージョブで求人票を見極めるのが不安なあなたへ

ウェルミージョブは自分のペースで求人を探せる反面、エージェントによるチェックがない分、見極め力が必要です。
「どの求人が良いのか分からない…」「ブラックだったらどうしよう…」と感じているあなたへ、求人票をチェックする時に見るべき6つのポイントをお伝えします。
「給与・手当・賞与」は“具体額”と「処遇改善の記載」に注目!
求人票を見るとき、まずチェックすべきは「給与」「手当」「賞与」の3点ですよね。
賞与の記載は“昨年実績”があるか確認
「賞与あり」だけの求人は要注意です。
「年2回(昨年実績:計3ヶ月分)」のように、具体的な支給実績が明記されているか確認しましょう。
「業績に応じて支給」と書かれている場合、実際には支給されない可能性もあります。
処遇改善の“記載方法”と“加算等級”も確認
処遇改善手当は、経験年数や事業所が取得している加算の等級によって支給額が大きく異なります。
加算等級が高い事業所は、昇給制度や研修体制が整っている傾向があります。
反面、「24時間対応」が要件のため、オンコール(事業所ケータイの持ち帰り)が発生する可能性もあります。
加算取得状況を調べるには?
厚労省の「介護サービス情報公表システム」(https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/)で検索可能です。
ただし情報が古い場合もあるため、最終的には法人に直接メールで確認するのが確実です。
- 「処遇改善加算はどの等級を取得していますか?」
- 「昨年度の賞与支給実績を教えてください」
この2点を聞くだけでも、ブラック求人を回避しやすくなります。
【時給換算は必須!】“最低賃金以下”のリスクも
求人票に月給の記載があっても、必ず時給換算してチェックしましょう。
最低賃金を下回っているブラック求人も実際に存在します。
厚労省が定める最低賃金の対象となるのは「基本給+職務手当」のみです。
資格手当や通勤手当は含まれません。
参考:厚生労働省「知っていますか?あなたの最低賃金」
この2つで計算し、最低賃金(都道府県別)を下回っていれば要注意です
時給換算の計算方法
例:基本給20万円/月20日出勤/1日8時間勤務の場合
→ 20日 × 8時間 = 160時間
→ 200,000 ÷ 160 = 時給1,250円
このように、変動手当(交通費・残業代など)を含まずに計算します。

日勤のみで残業なしの私の時給は1,561円でした。
決して高い水準とは言えませんが、「夜勤ナシ・生活リズム重視」で選んだ私にとっては納得の条件でした。
【勤務時間は“明記必須”】「シフト制」だけの求人はブラック率高め!
求人票に具体的な勤務時間が書かれていない場合は要注意です。
- 「シフト制」「勤務時間は応相談」
- 「変形労働時間制(1ヶ月単位)」のみ
- 「詳細は面接時にご説明します」
このような曖昧な記載は、実際には長時間労働・変則シフトの可能性が高いです。
早番 7:00〜16:00(休憩1h)
日勤 9:00〜18:00(休憩1h)
遅番 11:00〜20:00(休憩1h)
夜勤 17:00〜翌9:00(休憩2h)
具体的な時間帯が書かれていれば、生活リズムや家庭との両立がイメージしやすくなります。
【仕事内容が曖昧なら注意】「介護業務全般」は要チェック!
仕事内容が曖昧な求人はブラック率が高め。以下のような表現に注意しましょう。
- 「介護業務全般」「高齢者の生活支援」などの一言表記
- 「誰でもできる簡単なお仕事です!」
- 「アットホームな職場♪」
特に「簡単」と書かれている場合、人手不足の穴埋め要員として扱われるリスクも。
- 食事・入浴・排泄などの身体介助
- レクリエーションの企画と実施
- 記録業務(手書きまたはPC)
- 送迎業務(運転免許要)
業務が具体的に明記されている求人は、職場体制が整っている傾向があります。
【定着率・勤続年数は信頼の証】数字で“働きやすさ”が見える!
定着率や平均勤続年数が書かれている求人は“働きやすい職場”の可能性が高いです。
- 職員定着率90%以上(過去3年間)
- 平均勤続年数6年以上
- 10年以上勤務のベテラン多数
数値で示している法人は、職場に自信がある証拠。人材が定着しているからこそ書ける内容です。
記載がないからダメではない
介護業界では離職率が高い法人ほど定着率を伏せがちです。その場合は、別のポイント(給与・研修制度など)とのバランスも見て検討しましょう。
補足:筆者実体験
- 短期スタッフにも丁寧な対応
- 利用者ケアがきめ細かい
- 定時での退勤が基本
職場の雰囲気は求人票ではわかりません。
求職者側の私たちが職歴書に良いことしか書かないよう、法人側も求人票には良い事を書きます。
入職する前に実情を把握し、人間関係で悩む転職を終える事ができる方法があります。
それが”単発バイトとして、実際に働いてみる”という方法です。
- 副業として稼げる
- 内情がわかる
- 良い施設であれば、仕事っぷりで事前に自分をアピールできる
色々な単発バイトが出来るアプリがありますが、求人数が最も多い【カイテク】がおすすめです。
気になる方は以下の記事もどうぞ!
【未経験OKの落とし穴】研修内容がない求人は要注意!
「未経験OK」と書かれていても、研修がない職場は少なくありません。
- OJTもなく、夜勤業務開始
- 教育担当が不在で“見て覚えて”スタイル
こうした現場は実在します。
入職者は不安を抱えながらの業務になるため短期間で辞めてしまうリスクが高いです。
- 「入職後3ヶ月はOJT研修あり」
- 「新人・中途向けのフォローアップ研修あり」
- 「認知症・感染対策・介助技術の研修を定期実施」
教育体制が整っている=職場に余裕がある証拠。スキルアップを望む方にもおすすめです。
ウェルミージョブに登録して大丈夫?よくある質問で不安を解消しよう


ウェルミージョブに登録したらどんな流れになるの?
そんな不安を感じている方のために、よくある質問をまとめました。
登録前に知っておきたい情報をQ&A形式で整理しています。モヤモヤをスッキリ解消してから、安心して利用してください。
まとめ:ウェルミージョブで“しつこい”を回避して、あなたらしい職場を見つけよう
ウェルミージョブは、“しつこい連絡”にうまく対応すれば、自分のペースでじっくり求人を探せる便利な介護求人サイトです。
ただし、エージェントを使わない分、情報の見極めや自己判断がカギになります。
この記事では、
を詳しく解説してきました。
仕組みを知って上手に使いこなせば、ストレスなく求人を探すことができます。
あなたに合った職場と出会うためにも、まずは「検索型の強み」を活かして、一歩を踏み出してみてください。
コメント
コメント一覧 (3件)
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