【転職のリアル】3ヶ月「行きたくない」が続いた私が、転職して気づいたこと

自分らしい介護の働き方

※この記事では、転職の準備や成功法ではなく、
“実際に介護職として働いていた私が、どんな気持ちで転職を決めたのか”に焦点を当ててお話ししています。
「この人も同じだった」と感じてもらえるように、体験ベースで書いていますので、
「転職のリアル」が気になる方にこそ、読んでほしい内容です。

転職に向けた準備や“やるべきことリスト”が知りたい方は、コチラの記事で詳しく解説しています。
【必読】介護職の転職で後悔しない!失敗しない鉄則5選!

【“しんどい”は転職理由になる】

夜勤明けで帰宅して、少しだけ休もうと横になったら夕方だったという経験ありませんか?

  • やりたい事が何もできなかった虚無感
  • 翌日の早番に遅刻できないプレッシャー
  • 翌日を意識しすぎて寝不足

慌てて生活リズムを整える。こんな“休みのはずの日まで仕事の一部”になっていませんか?

介護の仕事にやりがいを感じながらも、「この生活をいつまで続けられるんだろう」
そんな不安を抱えていたのは、かつての私も同じでした。

3ヶ月「仕事行きたくない」と思い続けた日々

私は特別養護老人ホームで働いていた頃
早番・日勤・遅番・夜勤とシフトに振り回される毎日を送っていました。

中でもしんどかったのは、夜勤明けの翌日に早番が入っているパターン。明けの日は“休み”のはずなのに、翌日の勤務のために睡眠時間を調整し、リズムを無理やり戻さないといけない。

それを私はずっと「仕事の一部」として受け入れていました。
というより、それが“当たり前”だと思っていたんです。

介護業界って、他の施設の働き方を知る機会が少ないです。
だから、自分の職場のルールが“当たり前じゃなかった”なんて、外に出て初めて気づくことも多いんです。

そんなとき、先に辞めた元同僚から声をかけられました。

「だったら訪問介護においでよ!日勤だけだし、介護保険も詳しく学べるよ!」

“夜勤をいつまでも続けるのは難しい。でも、介護の仕事は好きだし、続けたい。”

そう考えたとき、介護保険を学びながらいずれ介護支援専門員として働ける道がある訪問介護は、前向きで現実的な選択肢に思えました。

もちろん、心が揺れた瞬間もありました。

担当していた利用者さんやご家族に退職を伝えたとき

「なんで辞めちゃうの?」
「信頼していたのに…」
「勿体ないわよ!」

そう言われて、自分も泣きそうになったのを今でも覚えています。

7年も関わっていたから、ただの“仕事”ではなかったのです。

たとえば
・便座の工夫やタイミングの把握で排泄が成功するようになった方、
・入居時には介護を拒否していたけど、声かけの工夫で介助を受け入れてくれるようになった方

その方たちの笑顔を思い出すと、「本当にこれでいいのかな…」と心が揺れました。

しかし毎朝、「今日も仕事か…」と3ヶ月間思い続けたんです。

それが続くということは、もう自分の心と体が「限界だよ」ってサインを出していたんだと、今ならわかります。

「転職は逃げじゃなく、自分を守る手段だ」と。

そして転職を決めた朝、不思議と景色がきれいに見えました。
「あ、やっと自分のことを大切にできたかもしれない」って思ったんです。

転職を決めたときは、不安よりもむしろワクワクした気持ちのほうが強かった。けれど、人手不足で有給は3日しか使えず、残っていた有給はすべて捨てて退職しました。

エージェントとして知った“リアルな裏側”

訪問介護で働いたあと、私は介護職専門の転職エージェントに転職しました。
現場の経験を活かしながら、今度は“サポートする側”として、たくさんの介護職の転職をお手伝いしました。

その中で気づいたことがあります。

「転職に失敗してしまう人には、共通点がある」ということ。

  • 「エージェントはしつこい」
  • 「希望と違う求人ばかり紹介された」

そんな口コミがあるのも事実ですが、私がいた会社は“正直な紹介をする部署”だったと胸を張って言えます。

メリットもデメリットもきちんと伝えて、
「求職者に選んでもらう」ことを大切にするスタンスを貫いていた素敵な部署でした。

だからこそ、他の紹介会社を使った方からこんな話を聞いたときは驚きました。

  • 「希望は日勤だけって伝えたのに、面接に行ったら夜勤ありって言われました…」
  • 「賞与ありと書かれてたけど、実際は“支給ゼロ”の年もあって…」
  • 「希望していない病院勤務をゴリ押しされた…」

エージェント側の伝え方に問題があるケースもあれば、施設側の都合のいい言い回しを、そのまま伝えてしまっていたパターンもありました。

こうした経験から私は、転職で失敗しないために「求職者自身ができること」を、はっきりと伝えることができます。

転職で“失敗しないために”知っておいてほしいこと

希望条件は“具体的に、何度でも”伝える

最近の転職サポートは、LINEや電話だけで完結することがほとんどです。
対面で会う機会がないからこそ、一度伝えただけで安心してしまうのは危険です。

  • 「日勤希望って伝わってますか?」
  • 「希望休と有給取得率はどのくらいですか?」
  • 「この施設、実際の残業はどれくらいありますか?」

上記のように、その都度“具体的に伝えて、確認する”ことが大事です。
認識のズレは、あとになってから「こんなはずじゃなかった…」という後悔に繋がります。

エージェントに“遠慮しない”こと

  • 「せっかく紹介してもらったし…」
  • 「少し違うけど、応募してみようかな…」

そんな“遠慮ベースの転職”は、あとでモヤモヤが残ります。

転職は、エージェントのためじゃない。あなた自身の人生のためにあるんです。

合わないと感じたら「違いました。今回は見送ります」とハッキリ言ってOK。
むしろ、それがあなたの希望条件を紹介してもらう精度をあげる手段になります。

面接・内定後の“3つの確認ポイント”

「この職場、良さそうかも」「雰囲気もいい気がする」「休みも多そう」

そんな第一印象だけで決めてしまうと、入職後に「こんなはずじゃなかった…」という後悔に繋がることも。

実際に私がエージェントとして伝えていた、“内定前に確認しておくべきポイント”を3つ紹介します

給与の詳細(基本給・手当・昇給・賞与の仕組み)

昇給ありでも、基本給が極端に低い職場もあります。
賞与も「制度あり」でも“支給実績ゼロ”の年があることもあり確認が必要です。

聞き方の例

  • 「賞与はここ数年、どれくらい支給されていますか?」
  • 「昇給すると基本給はどのくらい上がりますか?」

”働き続けたらどの程度の月収や年収になるか?基本給の上がり幅はいくらか?”という未来をイメージしながら確認する事が重要。

残業の実態と支給ルール

残業の実態と支給ルール

「残業月10時間以内」と書かれていても、申請がしにくかったり、タイムカードが切られてからの作業があったりするケースもあります。

聞き方の例

  • 「残業代は何分単位で支給されますか?」
  • 「残業が発生するのは、どんなときが多いですか?」

勤務時間後に研修や会議がある職場もあります。その扱いについても確認しておくと良いです。

シフトの融通・休日の実態

「週休二日制」と書かれていても、実質は“月8日休み”のみというケースや希望休も“出すだけ自由”で、通らない職場もあります。

聞き方の例

  • 「希望休は月に何日くらい通りますか?」
  • 「年間休日は何日ですか?有休の取得率はどのくらいですか?」

有給取得率を把握していない職場も中にはあります。働き方を変えている途中でデータが揃っていない職場もあるので、面接官の様子なども合わせてチェックすると良いです。

この3つは、できれば面接や見学時に“必ず”確認しておいてください。 あなたの大切な人生と時間を預ける職場です。 印象やイメージだけで決めず、情報をひとつずつ丁寧に集めていくことが、納得の転職につながります。

“職場の年齢層”を確認する

働く人たちの年齢層も、実はとても大事なポイントです。

たとえば、ママさん世代が多い職場であれば、子育て中の職員に理解があり、突発的な休みも「お互い様」でカバーし合えることが多いです。
一方で、お子さんの体調不良などで休みが増え、人手が不足する可能性もあるため、柔軟性が求められます。

年齢層が高めであれば、ベテラン介護職が多く、知識やスキルを学べる環境がある反面、長年の人間関係の中で派閥ができているような職場もあります。

  • 「どんな年代の方が多く働いていますか?」
  • 「スタッフの年齢層はどんな感じですか?」

上記の質問をしておくだけでも、入職後の人間関係のイメージが掴みやすくなります。

見学時に“現場の雰囲気”をチェックする

求人票や面接では見えない「リアルな空気感」を知るためには、職場見学がとても重要です。

特に以下の2点は、見学時に必ずチェックしてほしいポイントです。

施設の清潔さ

日頃から掃除や整理整頓がされているかどうかは、その施設の“余裕”のバロメーターです。

たとえば下記の3つが目立つ場合、職員が常に手一杯で「環境に気を配る余裕がない」可能性があります。

  • 床にゴミが落ちている
  • トイレが汚れている
  • ニオイがこもっているなど

逆に、忙しい中でもキレイな状態が保たれているなら、スタッフがチームとして連携し、日々の業務をしっかり回している証拠です。

職員、利用者さんの雰囲気

  • すれ違う職員が笑顔で挨拶をしてくれるか
  • 利用者さんと穏やかに会話しているか
  • 利用者さんの衣服や持ち物に汚れがないか

もし表情が険しい・ピリピリしている・無言で業務をこなしているような印象があれば、スタッフ間のコミュニケーションがうまくいっていないか、過度な業務負担にさらされているかもしれません。

利用者さんの衣服や持ち物が汚れているケースも職員のケアが行き届いていない証拠です。

「この人たちと一緒に働きたいか?」という目線で見ることが、見学での大切な視点です。

これは、私がいつも求職者に伝えていた言葉です。

失敗しないための”エージェント”選びって?

信頼できるエージェントと出会えるかどうかで、転職活動のストレスや不安は大きく変わってきます。

特に介護業界では、「言いづらいこと」や「家庭の事情」「体力面の限界」など、口に出しづらい悩みを遠慮なく相談できる相手であるかどうかが重要です。

正直、すべての転職エージェントが「親身」とは限りません。
だからこそ、選ぶときの基準としておすすめを紹介します。

  • メリットだけでなく、デメリットも伝えてくれる
  • 希望条件を何度も確認してくれる
  • 無理に押し込んでこない

この3つが揃っているところを選ぶのが大切です。

私自身、条件が厳しかったのに丁寧に対応してくれたエージェントさんに出会えて、「自分の希望を大事にしてもいいんだ」と安心できました。

まとめ:自分の希望に正直であってほしい

介護の仕事って、本当にすごい仕事です。

誰かのために頑張れる。
人の役に立ちたいと思える。
そんなまっすぐな想いを持って働いている方が、このブログを読んでくれているのだと思います。

でも、だからこそ

自分の希望を後回しにしていませんか?

「夜勤つらいな」「もう少し休みがほしいな」と思っても、
「でも、私より大変な人がいるし…」って我慢してしまっていませんか?

【それって本当にあなたの人生を大事にできている状態でしょうか?】

あなたが心身ともに元気で、笑顔で働けること。
それは、これから出会う利用者さんやご家族の笑顔にもつながっていく。

だから私は声を大にして伝えたいんです。

“自分のために選びなおすこと”は、ワガママじゃない。

働き方を見直すことも、
職場を変えることも、
もっと言えば、生活を整えるために転職を選ぶことも、全部「自分を大切にする行動」なんです。

朝、ゆっくりと朝食をとってから出勤できる生活。
週に2回は家族そろってごはんを囲める。
そんな日々を、介護職として実現することは、きっと可能です。

たとえば

  • 子どもと会話を交わしてから出勤できる朝
  • 疲れ切って倒れ込む週末じゃなく、「おつかれさま」と言い合える夜
  • 年末年始を家族と過ごせる安心感

介護職だからこそ、そんな毎日を叶えることは不可能じゃないです、
私自身が、それを選び直したひとりだから、そう言えます。

あなたの人生をより良くする一歩として、 このブログの情報が、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

最後に、少しだけ“私の今”をお伝えさせてください。

転職してからは、朝は家族と一緒に朝ごはんを食べてから出勤できるようになりました。
夜勤がなくなって、週末には友人とごはんに行く余裕もできました。

日曜に「明日も仕事か…」と落ち込むことがなくなって、 休みの日を“ちゃんと休める”ようになったことが、何より大きいです。

もし今、あのときの私と同じように迷っている方がいたら

どうか“自分のために選びなおす勇気”を持ってください。

あなたの選んだ一歩が、これからの人生にきっとやさしく作用していく。
そんな未来を、私は心から願っています。

朝ぼらけ運営者:べるべ
この記事を書いた人
べるべ

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