「転職して良かった!」という人もいれば、「転職に失敗した…」と後悔してしまう人もいます。
転職の成功と失敗の差は、時に人生すら左右します。
特に介護職の転職は“働く環境”がガラッと変わるからこそ、選び方を間違えると身体も心も削られます。
私がエージェントとして支援してきた中でも、希望条件は揃っているのにすぐ辞めてしまう方が何人もいました。
では、この差は一体なぜ生まれると思いますか?
実は、転職で後悔する人には“ある5つの共通点”があるんです。
この記事では、介護職の転職で失敗する人・しない人の違いを現場経験&元エージェントの視点から解説します。
- 転職で後悔する人の5つの共通点
- 失敗しないための5つの鉄則
- 失敗しないための行動リスト
介護職の転職で「後悔した…」という人たちのリアルな声

介護業界は慢性的な人手不足のため、求人は常にあります。
だからこそ「とりあえず今よりマシな職場へ…」と、勢いで転職してしまう人も少なくありません。
しかし、実態は”転職が簡単だからこそ、ミスもしやすい”という事が起こっています。
SNSにある後悔した人たちの声から見えてくるのは、「転職=環境が良くなる」とは限らないという現実です。
今まで介護士として働いてたけど、転職3回も失敗してる…でも正社員で働くとしたら介護士が1番採用されると思うし、他の未経験の職種やれるイメージも受かる確率も低いだろうし…
— おなす (@h08c46324) September 24, 2024
ふぁーー!
— 🍌おきちゃん🍌 (@ko04ko06) April 3, 2024
転職失敗!
毎日苦しい‼️
楽しく仕事したいな!
選択ミスかな?
介護の仕事するにはブラック当たり前なのかな?
いつ辞めよーかな?
今日も辛い😢🌊
退職の話オマケ。医療や介護現場では「経験年数」が転職先で響いたよ。パワハラで辞めたくなったのは就職して半年くらい。私はせめて経験年数一年間ほしいな、あと半年は耐えてやるさと欲張ってしまって(そのせいで悪化したし転職する気力体力ゼロになったので即辞めるべきだったわ)後悔してる。
— いなぞう(羽風草) (@ina_hanekaze) May 7, 2024
「転職すれば楽になるはず」と思っていたのに、実際は選び方を間違えただけで“つらさの種類が変わった”だけ。
そんな声が目立ちます。
介護職の転職で失敗する人の共通点

失敗した…
後悔している…
こういった声はXや口コミでもたくさん見かけます。
では、そういった人たちは、なぜ後悔してしまったのか?
私がエージェントとして支援してきた方々の中に、思い通りにいかなかった方が何人もいました。
実は、後悔した人たちにはある共通点があります。
失敗を防ぐために知っておきたい5つの共通点を紹介します。
それを知っておくだけでも、同じ失敗を回避できる確率はグッと上がります。
情報収集が足りなかった
「通勤が近いから」
「“アットホームな職場です”って言われたから」
表面的な情報だけで転職先を決めてしまうと、高確率で後悔します。
- 「給料は良かったけど、人間関係がギスギスで…」
- 「家から近いと思ったけど、通勤ルートが不便&坂道で大変だった」
- 「人員配置が少なくて多忙。見学しておけば気づけたかも…」
求人票や面接の言葉だけでは“現場の空気感”までは絶対に伝わりません。
SNSや施設のブログ、Googleマップの口コミ、そして見学など、多方面から情報を集める“リサーチのクセ”をつけることが転職成功のカギです。
条件だけで判断してしまった
「日勤だけがいい」
「給料が高ければいい」
もちろんその気持ちは大事。でもそれだけで決めてしまうと、ミスマッチに陥りやすくなります。
たとえば、【日勤が良いという理由だけで訪問介護を選んだ】という場合
- 分刻みのスケジュールで、常に時間に追われる
- 利用者ごとに気持ちの切り替えが必要で、精神的に消耗
- 移動が多く、体力的な消耗が激しい
求人票には“いい面”しか書かれていません。
だからこそ、自分の働き方や性格に本当に合うかという視点で、“条件”ではなく“相性”で選ぶことが大切です。
転職の目的が曖昧だった
「今の職場がしんどいから、とにかく辞めたい」
「もう我慢できない」
そんな気持ちで焦って転職してしまうと、また同じような悩みにぶつかってしまう可能性が高くなります。
- 「人間関係が嫌で辞めたのに、次の職場もギスギスしていた」
- 「夜勤が辛いから辞めたけど、日勤帯の業務量が多くて体力的にキツかった」
というケースは本当に多いです。
大事なのは、「今の何が嫌か」ではなく、「これからどうなりたいか」を明確にすること。
目的が明確になれば、転職先を選ぶ軸ができ、判断に迷わなくなります。
面接で聞くべきことを聞かなかった
「なんとなく聞きにくくて…」
「流れで終わっちゃって…」
面接で聞くべきことを聞かなかったせいで、「こんなはずじゃなかった…」という後悔に繋がる人も本当に多いです。
- 「休み取りやすいですか?」→「シフト制なので取れます」→実際は希望休がまったく通らない
- 「“アットホーム”って言葉を信じたら、派閥地獄だった」
- 「職員が次々辞めていき、残業だらけ」
あなたの働く未来を守るのは、面接時の“質問力”です。
面接でアピールの仕方を間違っている
「一から教えてもらえますか?」
「何もわからないので手厚いフォローがあると助かります」
未経験者であれば好印象にもなりますが、経験者が言うと“頼りなさ”や“他責思考”に見られる危険性も。
- 「以前の職場ではちゃんと教えてくれなかった」
- 「新人のフォロー体制が整っていなかった」
- 「~してもらえなかった」と感謝より不満が前面に出ている
上記のように、前職のせいにするような発言や、感謝の言葉がない受け答えも面接官の心証を下げます。
介護職では、スキル以上に人柄・協調性・柔軟性が重視されます。
- 「教えてほしい」より「吸収したい」
- 「やってもらえなかった」より「次はこうしていきたい」
- 「ごめんなさい」より「ありがとう」
面接官は、“この人と一緒に働きたいか”を見ています。
成長意欲があるなら、その伝え方にも気をつけたいところです。
介護職の転職で後悔しない!5つの鉄則

「職場の雰囲気が合わなかった」「思っていたより業務が重かった」「給料は上がったけど休みが少なくてキツイ」など…
ここまでで紹介したように、「転職で失敗した…」と後悔する人には、ある共通の傾向があります。
逆に、「転職して良かった!」と満足している人は、何が違うのか?
転職の成功には“再現性”があります。
数多くの成功事例を支援してきた経験から導き出した“後悔しない転職”の5つの鉄則を紹介します。
鉄則1.転職の目的を言語化する
あなたは”転職したい”という気持ちの奥にある、“本当の理由”に気づいていますか?
転職はあくまで「手段」です。
にも関わらず、「転職すること自体が目的」になってしまう人はとても多いです。
- 求人を見ても、何が良いか判断できない
- 面接で「なぜ転職したいのか」がうまく言えない
- 入社後、「なんか違う…」と感じてしまう
こうした後悔を防ぐために、転職の“目的”を言語化することが欠かせません。
未来を描こう。「転職して何を叶えたい?」
転職したいと思ったとき、あなたは転職の先にどんな暮らしを思い描いていますか?
まずは、頭の中の“モヤモヤ”を、言葉にして紙に書き出すことから始めましょう。
- 今の給料じゃ生活が厳しい → 年収を上げたい
- 夜勤が体力的にきつい → 日勤だけで働きたい
- 人間関係に疲れた → 穏やかな雰囲気の職場に行きたい
- プライベートが削られている → 休みをしっかり確保したい
- 将来に不安がある → キャリアアップを目指したい
ポイントは、「転職=ゴール」ではなく、“転職して実現したい未来”こそが、ゴールであるということです。
失敗を防ぐ“最強の転職準備”は自己分析
ここで、少し私の失敗談をさせてください。
みなさんの参考にもなるはずです。
私はかつて、「家族のために収入を増やしたい」と思い、介護職から営業職に転職しました。
しかし、結果は失敗。
収入は増えたけれど、帰宅は遅く、家族との時間は激減。
私にとって「幸せ」とは何かを見失ってしまいました。
そのとき、ようやく気づいたんです。
「収入」より「家族との時間」のほうが、私にとっては大切だったと。
この経験が教えてくれたのは、自己分析の重要性です。
自己分析をすれば、転職がブレなくなる
時間はかかるかもしれません。
しかし、自己分析をすることで得られるものは大きいです。
- 志望動機や自己PRが自然と書けるようになる
- 面接でもブレない言葉で話せる
- 自分の価値観が明確になり、職場選びがブレない
自己分析は無料でできるツールも増えています。
- 自分はどんなときに充実感を感じるか
- どんな職場で心地よく働けたか、逆にしんどかったか
- 人からよく褒められること、得意なことは?
- 仕事とプライベート、どちらを優先したいか
- 5年後、どんなふうに働いていたいか
頭の中でぼんやり考えるだけでは、結局また同じ悩みにぶつかります。
だからこそ、目的・条件・優先順位を「言語化」しておくことが何より大切なんです。
一人で難しければ、転職エージェントを活用するのも一つの手段です。
彼らは“自己分析を一緒にしてくれる存在”でもあります。
自己分析で“叶えたい未来”が見えたら、次はそれを実現するための条件を洗い出してみましょう。
ここからが「戦略的転職」の始まりです。
鉄則2.譲れない条件を“見える化”する
理想の職場を探そうとすると、どうしても「全部叶えたい」と思ってしまいます。
しかし、100点満点の職場は存在しません。
だからこそ大切なのが、「譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」をあらかじめ分けておくことです。
この“優先順位の見える化”が、転職の成功を左右します。
目的を叶える“転職の軸”はこうして決める
転職で叶えたいことを、できるだけ具体的に言葉にしましょう。それぞれに“実現するための条件”をセットで考えます。
実現したい事(目的) | 条件(軸) |
---|---|
家族との時間を大切にしたい | 年休120日以上 |
資格を活かして成長したい | キャリアアップ支援のある法人 |
無理なく長く働きたい | 夜勤なし/通勤30分圏内 |
収入を安定させたい | 昇給制度あり、処遇改善が透明 |
理想を言えば、すべての条件が揃った職場がいいに決まっています。
しかし、現実には“すべてを満たす職場”はほとんどありません。
だからこそ、次のステップが重要になります。
「全部叶えたい」はNG。優先順位のつけ方
次に、それぞれの条件を以下のように2つに分類してみてください。
条件(軸) | 優先順位の分類( |
---|---|
年間休日120日以上 | 譲れない条件 |
しっかりした昇給制度あり | 譲れない条件 |
初年度年収450万以上 | できれば叶えたい条件 |
キャリアアップ制度あり | できれば叶えたい条件 |
通勤30分以内 | できれば叶えたい条件 |
夜勤なし | 譲れない条件 |
この作業をするだけで、「なんとなく良さそう」で選んでしまうリスクは大きく減ります。
この“条件の見える化”をしていない人ほど、転職後にこうつぶやきます。
「入社してみたら思ってたのと違った…」
「求人票の条件は良かったけど、なんかしっくりこない」
逆に、優先順位が明確な人は、エージェントとの面談もスムーズで、内定率も高いです。
鉄則3.求人票だけで決めない!情報収集を徹底する
求人票に書かれている情報は、あくまで“表面的な条件”にすぎません。
・「アットホームな職場」→ 実際は離職率が高い
・「未経験歓迎」→ 実際は即戦力を求められる
・「研修充実」→ 研修は1日座学だけで終了
こうしたミスマッチは、事前の情報収集不足によって起こります
転職後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、求人票の“ウラ側”を見抜く情報収集力を身につけましょう。
①まずは公式HPとSNSをチェック
転職候補の法人がどんな人材を求めているのか?
それは求人票より、法人の公式HPやSNSからのほうがよく分かります。
- HPの「理念」と「求める人物像」
→ 志望動機を書くときの材料にもなる - 法人が運営しているSNS(InstagramやFacebookなど)
→ 実際のイベント風景やスタッフの雰囲気を視覚で確認できる
多くの面接同行をした経験上、「SNSで職場の様子を積極的に発信している法人」はホワイト率が高いです。
逆に、SNSすら存在しない・更新が止まっている法人は、「内部を見せられない」事情があるのかもしれません。
②口コミサイトは“参考程度”にチェック
実際に働いた人の声が見られる口コミサイトも便利です。
ただし、口コミはあくまで「個人の感想」にすぎません。
内容の真偽や背景はわからないため、複数の情報源と照らし合わせて判断することが大切です。
③一番確かな情報源は「転職エージェント」
内部情報を最も持っているのが、介護職専門の転職エージェントです。
- 求人先の職員や元職員から情報を聞いている
- 実際にその施設に入職した人たちとやり取りしている
- 退職理由・人間関係・昇給制度など“求人票に書かれない情報”を把握している
口コミサイトでは絶対に得られない“生きた情報”が手に入ります。
④集めた情報は「譲れない条件」で判断する
ここで忘れてはいけないのが、情報をどう判断するかです。
重要なのは、集めた情報を「自分が決めた条件=転職の軸」に照らし合わせて判断すること。
- どんなに雰囲気が良さそうでも、「夜勤なし」が譲れない条件なら外す。
- どんなに給与が高くても、「成長機会」が軸なら研修体制を見る。
情報はあくまで“判断材料”。決断の主導権は、あなたが握ってください。
転職は「情報戦」です。
求人票だけで判断せずに情報は必ず集めましょう。
- 法人のHPとSNS
- 口コミサイト
- 転職エージェントの内部情報
この3方向から情報を集めることで、ミスマッチのリスクは大きく減らせます。
そして、判断軸を明確にしておくことで、“なんとなく良さそう”に流されない、後悔しない選択ができます。
面接、緊張しますよね。緊張するのはみんな同じです。
しかし、準備をするかしないかで結果は大きく変わります。
実際、ほとんどの介護職が面接準備を行っていません。
だからこそ、ほんの少し準備するだけで、大きなアドバンテージになるんです。
鉄則4.面接で“具体的に”質問する
面接は、相手に「選ばれる場」ではなく、「お互いのミスマッチを防ぐ場」です。
特に介護業界では、同じ職種でも法人ごとに働き方や雰囲気が大きく異なります。
面接は“落とされないこと”だけを意識しがちですが、本当に怖いのは「内定をもらったのに、入職後に後悔すること」。
だからこそ、面接では“気になることを遠慮なく、でも具体的に”聞くことが、後悔しない転職の第一歩です。
「抽象的な質問」ではなく「具体的な確認」を
- 「職場の雰囲気はどうですか?」
→ NG:回答があいまいになりがち
→ OK:「日々の業務で職員同士がどのように連携されているか教えていただけますか?」 - 「夜勤ってありますか?」
→ OK:「夜勤明けは基本お休みですか?出勤になるケースもあるでしょうか?」 - 新人のOJTはありますか?
→「新人として入職された場合、どのような流れで現場に慣れていくような支援をされていますか?」 - 申し送りはありますか?
→「職員同士の情報共有は、主にどのように行われていますか?(申し送り、LINE、カンファなど)」
“聞きにくいこと”も前向きに質問すれば好印象に
たとえば「離職理由」は聞き方に注意が必要ですが、次のように工夫すれば問題ありません。
「長く働ける職場を探しておりまして、御社で活躍されている方の特徴や、逆にギャップを感じて早期退職される方の傾向があれば、参考にさせていただきたいです。」
「ミスマッチを防ぐため」「前向きに知っておきたい姿勢」で伝えれば、むしろ誠実で信頼される印象になります。
面接は“探り合い”ではなく“すり合わせ”の場
不安や疑問をそのままにして内定を受けてしまうと、入職後にギャップが生まれやすくなります。
- 人間関係
- シフトや有休の取りやすさ
- 記録やケアの体制
- 新人研修やフォロー体制
こういった点こそ、求人票や面接官の説明だけでは見えにくい部分です。
だからこそ、面接では「気になることを遠慮なく、でも具体的に」聞くことが、後悔を防ぐ最大のカギになります。
この質問をして嫌な顔をされる職場なら、入職後も言いたいことが言えないかもしれません。
“本音で聞ける面接”ができる職場を選ぶことが、長く働ける第一歩です。
見学で“働く空気感”をチェックする
どんなに求人情報を見ても、“現場の空気”までは伝わりません。
だからこそ、可能であれば必ず職場見学をお願いしましょう。
- 職員の表情に笑顔があるか
- 挨拶や声かけが自然に行われているか
- 利用者さんの様子が穏やかか
- 清掃や備品管理が行き届いているか
- 余裕をもった動きができているか(慌ただしさの有無)
見学で感じる違和感は、入社後に“確信”へと変わります。
また、「もし可能であれば◯◯時頃の見学がしたい」と時間帯を指定して伝えるのも有効です。

昼食前後など見学には良いポイントです!
ここまでの5つを押さえるだけで、“転職の失敗リスク”は大幅に下がる
- 転職の軸を見える化する
- 情報収集の幅を広げる
- 求人情報を正しく読む
- 面接で具体的に聞く
- 見学でリアルを確認する
この5つを実践するだけでも、「なんとなくで選んで、なんとなく後悔する」転職を避けることができます。
次は、「それでも不安が残る人」がプロ(転職エージェント)を使うと何が変わるのか?を解説していきます。
不安なら「プロ」に相談するという選択肢





やるべきことは分かったけど、自分だけで全部できるか不安…
そう思っているあなたへ。
転職で後悔しないために一番大切なのは、“情報と正しい判断軸”を持っていること。
しかし、それを一人で集めて整理して決断するのは、正直かなり大変です。そんなときに役立つのが、介護職専門の転職エージェントです。
転職エージェントの情報力をフル活用する
介護業界に強いエージェントは、求人票だけでは見えない“裏の情報”を持っています。
- 実際にその施設で働いている人・退職した人の声
- 直近の離職理由/離職率/夜勤の実態
- 面接でよく聞かれる質問の傾向
- 希望条件に近い人が通ったルートと年収実績
こういった情報は、求人サイトや法人HPをいくら見ても出てきません。
エージェントは“内部に通じている中の人”だからこそ、求職者に代わって確認・交渉ができるんです。
転職しなくても情報を得るだけでも価値がある。それが、プロを使う意味です。
「相談だけ」でもOK!後悔しないための使い方
エージェントって登録したら必ず転職しなきゃいけないのでは?
そんな心配、よく聞きます。しかし、令和の時代となった今は相談だけでも大丈夫。
実際に私がエージェントだった頃も、「まだ転職するか分からないけど、情報収集として話を聞きたい」という方に多く対応していました。



話を聞いていき、”転職するべきか”と”今の職場にとどまるべきか”を判断してもらいます。
- 条件整理や優先順位づけが苦手な人
- 周囲に転職を相談できる人がいない人
- 希望条件が多く、自分では絞り切れない人
- 子育て中や介護中で、時短勤務・扶養内などの働き方を相談したい人
エージェントを通すことで相手先の心象を悪くしない“交渉”も通りやすくなります。
給与、勤務時間、希望休の取りやすさなど、「こんなこと言っていいのかな?」という言いにくい内容こそ、プロに任せるべきです。
良いエージェントと出会えれば、転職活動は格段にラクになります。
転職エージェントの使い方については以下の記事で具体的に解説しています。
お時間ある方は参考にしてみてください。
後悔しない転職のためのチェックリスト


よし、早速行動しよう!
そう思ったあなたへ。
転職活動は“勢い”も大切ですが、一番重要なのは「納得できる選択かどうか」です。
焦って進めてしまうと、また同じ後悔を繰り返す可能性があります。
実際に行動に移す前に確認しておきたい項目をまとめたのでチェックしてみてください。
転職の目的と条件を紙に書き出したか?
「何が嫌で」「何を変えたくて」「どうなりたいのか」
あなたの“転職理由”と“理想の未来像”は明確になっていますか?
- 給料を上げたいのか
- 働き方を変えたいのか
- 人間関係に悩んでいるのか
- スキルアップ・キャリアチェンジがしたいのか
これらを紙に書き出すことで、自分でも気づかなかった自分の気持ちが見えてきます。
候補先の情報は十分に集めたか?
求人票・HP・SNS・口コミ・エージェントの話…
情報源は1つに絞らず、複数からの視点で確認するのが鉄則です。
- 法人の理念や方針に共感できるか?
- 職場の空気感は自分に合いそうか?
- 勤務条件・体制・雰囲気にズレはないか?
「知らなかった…」という後悔を防ぐのは、“自分から調べる力”です。
面接で不安要素を解消できたか?
聞きにくいことこそ、事前にメモして持っていくべきです。
あやふやな説明で終わったなら、「もう一度確認したい」と面接先に伝えて大丈夫です。
- 夜勤回数や休憩の実態
- 希望休や有給の取りやすさ
- 教育・研修の内容と流れ
後悔しない人ほど、遠慮なく質問しています。
実際に職場見学して“空気感”を見たか?
現場を見ずに転職するのは、部屋の内見をせずに引っ越すようなものです。
- 職員が笑顔で働いているか
- 利用者さんの様子が穏やかか
- 清掃や備品管理が行き届いているか
- 挨拶が自然に交わされているか
見て感じた違和感は、入社後に“確信”へと変わります。
これらのチェックにすべて「YES」で答えられれば、転職後の後悔はかなり減らせるはずです。
最後にもう一度だけ、「自分は何を大事にしたいのか」を確認してから、次の一歩を踏み出してみてください。
まとめ:後悔しない転職は「選び方」で決まる
転職に失敗する人には、共通した「選び方のクセ」があります。
反対に、納得いく転職をした人は、ちゃんと自分の軸と情報を持って選んでいます。
- 転職の目的は明確か?
- 情報収集は足りているか?
- 職場の“空気感”まで見たか?
- 一人で抱え込まず、相談できているか?
焦って動けば、また同じ後悔を繰り返します。
しかし、正しい準備と選び方ができれば、転職はキャリアの転機になります。
私自身、3度の転職と支援経験を通じて「転職で未来は変わる」と確信しています。
後悔しない選択をするために、まずは“正しい一歩”を踏み出してください。
あなたの挑戦を、心から応援しています。
そんな方のために、介護職の私が本当に頼れた転職サイトをまとめました。


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