
志望動機の例文がたくさんあってどれを選べば良いかわからない…。
介護職へ挑戦したいけど、業界の事がわからず志望動機に悩んでいませんか?
未経験で専門用語や介護業界の事がわからず、面接での受け答えにも不安ですよね。
しかし、大丈夫です。介護職は経験より“姿勢と続ける力”を重視する採用が多く、未経験でも十分に評価されます。
この記事は、医療福祉分野の元転職エージェントが実際に使った8職種×各3=24の志望動機例文をまとめました。
さらにNG→改善例やコピペOKの短文テンプレも用意。
「何を書けばいいか」「どう書けば受かるのか」の答えを、一気に見つけられます。
【職種別】未経験・異業種から介護職へ転職する志望動機24例文


介護職への転職を考える中で以下の悩みを抱えていませんか?
「どんな志望動機を書けばいいかわからない…」
「未経験でも通る内容って、どう書けばいいの?」
ここでは、営業・接客・事務・保育・飲食など、異業種から介護職へ転職を目指す方向けに、通過実績のある志望動機例文を職種別に紹介します。
自分に近いパターンを見つけて、志望動機作成の参考にしてください。
営業職出身の志望動機例文
例文①「人との信頼関係構築」を軸に
私はこれまで10年以上、法人営業としてお客様と信頼関係を築くことを大切にしてきました。
中でも「必要ないものは勧めない」というスタンスを貫き、長く担当してくださるお客様から「あなたになら任せたい」と言っていただけた経験があります。
介護の現場でも、ご利用者様にとって“本当に必要な支援とは何か”を常に考える姿勢が大切だと知り、これまでの経験を活かして貢献できるのではないかと感じました。
相手の話に耳を傾け、丁寧に対話しながら信頼関係を築いてきた力を、今度は介護の現場で発揮していきたいです。
まずは現場での経験を積み、5年後には介護福祉士として、ご利用者様にも職員仲間にも頼られる存在を目指します。
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例文②「限界を感じた現職」→「長く働けるやりがいある仕事を探して」
営業職として数字を追い続ける日々を送ってきましたが、ふと「この仕事の先に、自分はどんな価値を提供できているのだろう」と疑問を持つようになりました。
成果よりも“人の生活を支える”という実感を大切にしたいと強く思い、介護職を目指すようになりました。
私はこれまで、お客様に寄り添い、丁寧なヒアリングを通じて信頼を得てきました。目先の課題ではなく、その人が困っている本質をくみ取る姿勢は、介護でも活かせると考えています。
未経験からの挑戦ではありますが、まずは初任者研修の取得を目指し、3年後には安心して仕事を任せてもらえる中堅職員を目指します。
例文③「苦労や課題を乗り越えた経験」から信頼性を伝える
営業職として働く中で、クレーム対応や交渉などの難しい場面にも多く直面しました。
その際は自分だけで抱え込まず、上司や他部署と連携して対応することで、最適な解決策を探ってきました。
介護職もまた、“1人で頑張る仕事”ではなく、チームで連携しながらご利用者様を支える仕事だと知り、これまでの経験が活かせると感じています。
今後は、そうした対人スキルと協調性を活かしながら、ご利用者様の小さな変化に気づき、周囲と共有できる職員を目指していきたいです。
将来的には、後輩からも相談されるような頼れる先輩を目指して、資格取得と経験を積んでいきます。
営業職のアピールポイント
アピール軸 | 営業職での経験 | 介護職で活きる場面 |
---|---|---|
信頼関係構築力 | 担当が変わっても指名される関係を築いてきた | ご利用者様やご家族との継続的な信頼形成 |
課題解決力・粘り強さ | 感情的な場面でも冷静に対応し、最適な解決策を導いた | トラブル時の落ち着いた対応、安心感を与える対応力 |
傾聴・提案力 | 相手の本音を引き出し、本人に合った提案を行ってきた | ご利用者様の希望や生活背景を組み取った支援につなげる |
接客業出身の志望動機例文
例文①「気配り力と観察力」を介護へ
接客業として10年以上、多くのお客様と関わってきました。
特に高齢のお客様に「あなたがいると安心できる」と言われた経験があり、「もっと日常に寄り添える仕事がしたい」と考えるようになりました。
忙しい時間帯でも相手の表情や動作の変化に気づき、さりげなく声をかけるような接客を心がけてきたことは、介護現場でも活かせると感じています。
まずは介護の基礎からしっかり学び、5年後にはご利用者様の“ちょっとした変化”に気づき、安心感を与えられる介護福祉士を目指していきます。
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例文②「体力・瞬時の判断力・笑顔」を強みに
飲食店での接客を通じて、お客様との信頼関係を築くことにやりがいを感じてきました。
特にランチタイムのような忙しい時間帯でも、落ち着いて全体を見渡しながら、お客様一人ひとりに笑顔で対応することを大切にしてきました。
介護職でも“瞬時の判断”や“落ち着いた対応”が求められると知り、これまでの経験を活かして、少しでも現場に貢献していきたいと考えています。
今後は資格取得にも取り組みながら、3年後にはチームの一員として信頼される存在になれるよう努力していきます。
例文③「マルチタスクとチーム連携力」をベースに
コンビニエンスストアでの勤務では、接客・レジ・発注・品出し・新人指導など、常に複数の業務を同時進行で行ってきました。
限られた人数で店舗を回す中で、スタッフ同士で声をかけ合い、自然と「今、誰が何を必要としているか」を考えて動く習慣が身につきました。
介護の現場でも同じように、チームで動く力や自分にできることを探す姿勢が求められると知り、これまでの経験を活かして現場に貢献したいと考えています。
今後は初任者研修の取得を目指し、現場経験を積んで、将来的には新人のサポートやOJTにも関われる職員を目指します。
接客業のアピールポイント
アピール軸 | 接客業で培った強み | 介護職で活かせる場面 |
---|---|---|
気配り・傾聴力 | 表情や声のトーンからお客様のニーズを察知 | ご利用者様の体調・感情の変化への早期対応 |
体力・柔軟な対応力 | 繁忙期の立ち仕事・複数業務の同時処理 | 入浴や移乗介助・突発対応でも冷静に動ける |
チーム連携・報連相 | スタッフ間での声かけ・連携による店舗運営 | 介護職・看護職間の連携によるチームケア実践 |
事務職出身の志望動機例文
例文①「調整・段取り・記録力」を活かしたい
これまで事務職として、スケジュール管理や他部署との調整、書類作成などに携わってきました。
特に、正確な記録や小さなミスに気づく力は、介護現場でも“状態変化の気づき”や“報告・記録”に活かせると考えています。
これまでは間接的に人を支える仕事でしたが、“目の前の相手の生活そのものを支える介護”という仕事に強く惹かれ、関心を持つようになりました。
特に、人生経験を重ねたご利用者様と信頼関係を築きながら支援していく点に、自分の強みを活かせると感じています。
まずは現場経験を積みながら、5年後には介護福祉士として“チームの中で信頼される存在”を目指していきます。
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例文②「先回りと段取り力」で現場を支える
事務職として、社内調整や備品管理など裏方の仕事を多く担当してきました。
その中で、「次に何が必要か?どうすれば周りが動きやすいか?」を考えて先回りして動くことを意識してきました。
こうした段取り力やサポート力は、介護職でもチームの一員として貢献できる力だと考えています。
中でも介護職は、ご利用者様や職員一人ひとりに寄り添いながら“その人の生活を支えるために先回りする”仕事であると知り、自分の志向と強く重なると感じたことが志望のきっかけです。
今後は、まず介護現場の基礎を学びながら経験を重ね、ゆくゆくは介護福祉士、将来的にはケアマネジャーなど専門職へのステップアップも視野に入れて努力していきたいです。
例文③「新しい働き方」への挑戦として介護職を選んだ理由
これまで長く事務職を続けてきましたが、業務がルーティン化する中で「人ともっと直接関わる仕事がしたい」と思うようになりました。
介護職は未経験ですが、丁寧な対応や報連相、記録の正確さなど、これまで培ってきた土台は現場でも活かせると感じています。
また、人と関わる仕事に不安がなかったわけではありませんが、介護について調べるうちに、“相手の暮らしに継続的に関われる”という他職種にはないやりがいに魅力を感じ、介護職を目指す決意をしました。
まずは初任者研修の取得を目指し、3年後には現場で信頼される職員になれるよう、着実に経験を積んでいきたいです。
事務職のアピールポイント
アピール軸 | 事務職で培った強み | 介護職で活かせる場面 |
---|---|---|
段取り・調整力 | スケジュール調整や複数部署の橋渡し経験 | 多職種連携、サービス調整、日々のケア計画共有 |
記録力・ミス防止意識 | 正確なデータ入力、書類ミスの早期発見 | 介護記録・バイタル入力・状態変化の記録と共有 |
支援的な姿勢・先回り思考 | 周囲を見て動けるフォロー・サポート意識 | ご利用者様のニーズ把握、チーム内の空気を読む支援 |
飲食業出身の志望動機例文
例文①「忙しさの中でも人を思いやる接客力」を活かして介護職へ
飲食店で10年以上、接客を担当してきました。
繁忙期の忙しい中でも、一人ひとりのお客様に丁寧に向き合うことを大切にし、「あなたがいるから来てるよ」と言っていただけたことが、大きなやりがいでした。
その中で、“一度限りの接客ではなく、もっと継続的に相手の生活に関われる仕事がしたい”という思いが芽生え、介護職に強く惹かれるようになりました。
介護の仕事は、ご利用者様の「今日をどう過ごすか」に深く関われる仕事だと知り、接客で培ってきた気配りや対話力を活かせると感じています。
まずは現場経験を積み、3年後にはご利用者様やご家族にとって“安心できる存在”を目指します。
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例文②「調理経験+体力」を武器にしたい
厨房での調理業務に10年以上携わり、食事の時間が「その人の楽しみ」になるよう、丁寧に料理を提供することを心がけてきました。
立ち仕事や力仕事にも慣れており、体力面にも自信があります。
介護職に関心を持ったのは、単なる“食の提供”ではなく、「その人の暮らし」に寄り添う支援ができる仕事だからです。
今後は、調理経験や体力を活かしつつ、生活支援の幅を広げるために資格取得にも取り組み、5年後には介護福祉士として、日々のケアと食事を通してご利用者様を支えられる職員を目指します。
例文③「店舗運営経験」からチーム力を発揮したい
飲食店の店長として、スタッフ育成・接客対応・売上管理など、現場のあらゆる業務を担当してきました。
特に、アルバイトスタッフの教育やチームづくりを通じて「一人で抱えず、周囲と連携しながら動く大切さ」を実感してきました。
介護職を志望したのは、「人の人生や日常に、もっと深く関わる仕事がしたい」と感じたからです。
介護現場でも、“自分だけで頑張るのではなく、チームで支える力”が必要とされると知り、これまでの経験は十分に活かせると考えています。
今後は基礎から学び直し、将来的には新人育成やチーム支援にも関われる職員を目指して努力していきます。
飲食業のアピールポイント
アピール軸 | 飲食業での経験 | 介護職で活かせる場面 |
---|---|---|
接客・気配り力 | 表情や声の変化に気づき、相手に合わせた対応を心がけてきた | ご利用者様の感情や体調変化への早期気づきと丁寧な対応 |
体力・持久力 | 長時間の立ち仕事や繁忙時の対応を毎日こなしてきた | 移乗・入浴介助、シフト勤務でも安定して働ける基礎体力 |
チーム運営・協調性 | スタッフ教育やシフト管理など、全体を見て動く経験 | 介護現場での報連相・役割分担・チームケアの実践 |
製造業出身の志望動機例文
例文①「黙々と続ける力」を“人のため”に活かしたい
製造業で約10年間、ライン作業や部品検査に携わってきました。
一見単調な作業に見えるかもしれませんが、求められるのは「正確さの継続」と「集中力の持続」。その積み重ねこそが製品の品質を守る仕事でした。
ただ近年、ものではなく“人の生活”に直接関われる仕事に挑戦したいという想いが強くなり、介護職を志望するようになりました。
ご利用者様一人ひとりに寄り添い、日常を支えるという責任ある仕事に惹かれています。
未経験からのスタートですが、日々の業務に丁寧に向き合い、3年後には現場で信頼される職員を目指していきます。
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例文②「安全意識・観察力」を介護現場に活かす
工場では、異変や事故を未然に防ぐために「気づく力」や「慎重な判断力」が常に求められてきました。
介護職について調べる中で、「小さな体調変化に気づくこと」がご利用者様の安心や命につながる場面が多いと知り、自分の強みが活かせると感じています。
ものづくりから人と関わる支援職への転身には不安もありますが、だからこそ“丁寧で責任ある関わり”を大切にしたいと思っています。
5年後には介護福祉士の資格を取得し、ご利用者様にもチームメンバーにも信頼される存在を目指して努力していきます。
例文③「夜勤経験・体力」に自信あり+生活改善を目指す転職理由
製造業で10年以上、交代制の夜勤勤務を続けてきました。
作業そのものは正確にこなせても、「誰のためにこの仕事をしているのか」が見えにくく、やりがいを感じにくい日々が続いていました。
そんな中で介護職に出会い、「目の前の人の生活を支える」という明確なやりがいに強く惹かれ、転職を決意しました。
長年の夜勤経験や体力はもちろん、落ち着いて状況を判断する姿勢も、介護現場で活かせると考えています。
今後は資格取得にも取り組み、5年後には夜勤リーダーとして、安心できる夜のケアを支える存在を目指していきます。
製造業のアピールポイント
アピール軸 | 製造業での経験 | 介護職で活かせる場面 |
---|---|---|
継続力・正確性 | 毎日同じ作業を集中して繰り返し、誤差ゼロを目指してきた | バイタル記録・排泄介助・手順通りの安全な支援 |
安全意識・慎重さ | 機械操作時の指差し確認・異常音や変化への即応 | 転倒・誤嚥・体調変化の予防と早期対応 |
体力・夜勤経験 | 交代制勤務で夜勤・重労働に長年従事 | 夜間の巡視やコール対応、体位変換などの身体介助 |
医療事務出身の志望動機例文
例文①「受付対応で得た“人を支える喜び”を、もっと現場で活かしたい」
医療事務として10年間、受付や会計業務、患者様対応を担当してきました。
特に高齢の患者様から「あなたの声を聞くと安心する」と言っていただけた経験を通じて、“人を支えることのやりがい”を感じるようになりました。
ただ、受付という立場では患者様の生活には深く関われず、「もっと日常のそばで支える仕事がしたい」と思い、介護職に惹かれるようになりました。
丁寧な言葉遣いや接遇マナーなど、医療事務で培った経験を活かしながら、まずは現場の基礎をしっかり学び、5年後には介護福祉士として信頼される職員を目指していきます。
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例文②「記録と連携力」でチームに貢献したい
医療事務として働く中で、患者様の情報を正確に扱い、医師や看護師と円滑に連携することの大切さを学んできました。
介護職もチームで支える仕事であり、記録や報連相の重要性は変わらないと知り、「自分の強みが現場でも活かせる」と思うようになりました。
また、医療と違い、介護はご利用者様と“日々の生活を共にする仕事”である点にも魅力を感じています。
現場経験はこれからですが、丁寧で誠実な対応を徹底し、チームの一員として記録や連携の面でも信頼される職員を目指していきます。
例文③「医療と介護の架け橋に」なりたいという思い
病院で働く中で、患者様が退院後に介護施設へ移っていく姿を何度も見てきました。
そのたびに「退院後も安心して暮らせる環境を支える仕事がしたい」と感じ、介護職への転職を考えるようになりました。
医療事務としての経験から、基礎的な医療用語や制度の理解、現場でのコミュニケーションには自信があります。
今後は介護現場で経験を積みながら、5年後には介護福祉士として、医療と介護の両方を理解し、退院後の生活を支えられる職員を目指します。
医療事務アピールポイント
アピール軸 | 医療事務での経験 | 介護職で活かせる場面 |
---|---|---|
接遇・気配り | 高齢の患者様への丁寧な声かけや対応 | ご利用者様との信頼関係づくり・安心感の提供 |
記録・情報管理 | 診療情報の正確な記録・引き継ぎの徹底 | 介護記録・報告書作成・情報共有の正確性 |
医療制度への理解 | 医療保険・介護保険の基礎知識、病院での連携経験 | 医療との連携・退院後支援・制度を活かした提案 |
保育士出身の志望動機例文
保育と介護の共通点(寄り添い・観察・信頼関係)をしっかり押さえつつ、感情面とキャリア面の両方に説得力がある構成&未来志向の締めになっています。
例文①「丁寧な声かけと寄り添いの姿勢」を介護現場に
保育士として長年、子どもたち一人ひとりの個性に合わせた関わりを大切にしてきました。
中でも、不安を抱えている子どもに対して「今、どんな気持ちでいるか」を読み取ることや、寄り添いながら安心感を与える声かけを意識してきました。
そうした経験から、今度は“高齢者の方の安心や生活の支え”に自分の力を活かしたいと思い、介護職を目指すようになりました。
相手の反応を見ながら丁寧に関わる力は、介護の現場でも必ず役立つと考えています。
未経験ではありますが、3年後にはご利用者様に信頼される介護福祉士を目指して、日々の業務に真摯に取り組んでいきたいです。
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例文②「成長支援から生活支援へ」視点をシフトした理由
保育士として子どもの成長を支えてきましたが、今後は“人生の終盤を支える仕事”に挑戦したいと考えるようになり、介護職に興味を持ちました。
高齢者の方々の「今日1日をどう過ごすか」を共に考え、その人らしい生活を支える仕事に魅力を感じています。
保育の現場でも、チームでの連携やご家族とのやりとりを大切にしてきたため、介護職でも多職種と協力しながら支援する姿勢を大切にしていきたいです。
将来的には、レクリエーションや個別支援などでも工夫を重ね、ご利用者様に笑顔を届けられる職員を目指していきます。
例文③働き方を見直したい私が介護職を選んだ理由
保育士として子どもたちの成長を支える日々にやりがいを感じてきましたが、一方で持ち帰り業務や休日の行事対応が多く、働き方を見直したいという思いが強くなりました。
その中で出会った介護職は、ご利用者様一人ひとりの生活を支えるという点で共通点があり、自分の力を別のかたちで活かせる仕事だと感じました。
もちろんシフト勤務や夜勤があることは理解していますが、現場の連携の中で役割分担がはっきりしている点にも魅力を感じています。
今後は、まず現場経験を積み、生活支援やレクリエーションを通して“その人らしさを大切にできる介護士”を目指していきたいです。
保育士のアピールポイント
アピール軸 | 保育士での経験 | 介護職で活かせる場面 |
---|---|---|
信頼関係の構築 | 子どもの感情や個性に寄り添う丁寧な対応 | ご利用者様との関係構築・安心感を与えるケア |
観察力・気づき力 | 体調や様子の変化を敏感に察知し、報告・対応 | ご利用者様の変化への早期対応・安全な支援 |
チーム連携力 | 職員同士・保護者との密な情報共有と協力 | 介護職・看護師との報連相や連携によるチームケア |
無職・ブランクありから介護職への志望動機例文
「何もしていなかった期間」ではなく、「考えた・転機となった期間」として前向きに語れるよう、不安を払拭しながらも等身大で刺さる内容+未来志向の締めになっています。
例文①「人生を見直す時間が、介護職への挑戦を後押しした」
前職を退職後、これからの働き方や自分に合う仕事について真剣に考える時間を過ごしてきました。
その中で「人と関わる仕事」「目の前の人に直接貢献できる仕事」に魅力を感じ、介護職を志すようになりました。
介護について調べる中で、「誰かの困りごとに気づき、そっと支える」ような役割が、自分の性格に合っていると感じました。
私自身、人の話を丁寧に聞くことや、細かい変化に気づくことを得意としており、それが介護現場で必要とされる力であることを知ってから、資格取得に向けた勉強も始めています。
未経験ではありますが、一つひとつの仕事に丁寧に向き合い、3年後には介護福祉士として、ご利用者様に安心を届けられる職員を目指していきます。
無職・ブランクありからの志望動機例文をもっと見る
例文②未経験からでも通用する力がある」と気づけたブランク期間
無職期間中、親の入院をきっかけに介護という仕事を身近に感じるようになりました。
家族を支える中で「大変だけど、人に必要とされる仕事っていいな」と思い、自分自身もそういう仕事に就きたいと考えるようになりました。
人の生活に寄り添い、小さな変化に気づいて支えていくという役割に、大きなやりがいを感じています。
今後はまず現場をしっかり学び、経験を積みながら資格取得にも挑戦し、長く介護現場で働いていける力を身につけたいです。
例文③「職歴に自信がなかった私が、介護で見つけた“役立てる道”」
これまで仕事が長く続かず、職歴に自信が持てずにいました。
ですが、「人と関わることが好き」「誰かのために動くときに一番やりがいを感じる」という自分の軸に気づき、介護職を志望するようになりました。
介護の仕事は、“経験よりも人への思いやりや姿勢が大切”だと知り、挑戦する決意を固めました。
未経験・無資格からのスタートになりますが、努力と継続で、現場に欠かせない職員を目指していきたいと思っています。
無職・ブランクありから介護職への思考・前向きな姿勢
アピール軸 | 無職期間に意識したこと | 介護職で活かせる場面 |
---|---|---|
前向きな自己分析力 | 過去の経験を振り返り、自分に合う仕事を探してきた | 適職選び・業務への納得感・継続意欲につながる |
【落ちる志望動機の特徴】面接官が見抜くNGパターン3選





志望動機を書いてはみたけど、これで本当に大丈夫なのかな…?
そんなふうに感じたことはありませんか?
「祖父母が介護施設でお世話になって…」
「人と関わるのが好きで…」
この一文、あなたの志望動機に入っていませんか?
たしかに、それらは“よくある”理由です。
しかし、それだけでは“あなただから採りたい理由”にはなりません。
介護職の面接で落ちる人には、ある共通点があります。
それは、志望動機に「覚悟」も「軸」も感じられないことです。
あなたの“志望動機”を一度見直しましょう。
転職エージェント・面接同席の経験をもとに、どこで落とされるか?なぜ刺さらないのか?を容赦なく解説します。
よくある志望動機は“浅い”と見抜かれる
あなたの優しさは伝わります。しかし、優しさだけで現場はやっていけません。
面接官は、“志望動機の言葉”よりも、その裏にある「腹のくくり方」を見ています。使い古された言葉だけでは、「現場の厳しさを想像できてないな」とすぐに見抜かれる。
特に30代・未経験で介護を選ぶなら、その動機に“逃げ”が含まれていないかも見られていると思ってください。
面接官は「覚悟」と「軸」をチェックしている
あなたがどんなに「やる気はあります」と言っても、面接官は内心こう思っています。
「最初の排泄介助で“無理だ”って言わないかな?」
「夜勤のあとも、同じことが言えるの?」
志望動機が浅い人は、“やってみたい”気持ちしか語っていません。しかし、介護職に必要なのは“続けたい”理由と、“向いている根拠”です。
“覚悟の証”があるか?それが見えない限り、どれだけ良い人でも採用には至りません。
志望動機は「これまで × 介護 × これから」で語る
要素 | 例 | 面接官が納得するポイント |
---|---|---|
これまで | 接客で人の話を聞くのが得意だった | 人との信頼関係を築く経験がある |
なぜ介護か | もっと生活に深く関わる仕事がしたい | 「接客じゃダメ?」の質問に答えられる |
これから | ご利用者様に信頼される介護士になりたい | 介護職を“続ける”理由がある |
志望動機は、“きっかけ”じゃなく、“選んだ理由”を語るものです。
「なぜ介護なのか?」に対して、“あなただからこそ”という答えがありますか?
介護を選んだ理由が伝われば、例文を使わなくても、あなたの言葉は面接官に届きます。
未経験者がやりがちなNG志望動機と改善例


「志望動機って、正解があるのかな?」
「例文を見ても、自分の言葉にできない」
もし、そんなふうに感じているならば、あなたのために書いています。
志望動機は、「上手に書こう」とすればするほど、本当に伝えたい気持ちが見えなくなるものです。
実際に多くの未経験者が、以下の内容で志望動機を書き、失敗してきています。
「自分の経歴ばかり書いてしまう」
「理想ばかりで現実味がない」
「資格の話しかしていない」
でも大丈夫です。この記事では、よくあるNG例とその“もったいない理由”をわかりやすく解説します。
そして、「じゃあ私はどう書けばいいのか?」という問いに、自分なりの答えを出せるように、一緒に整えていきましょう。
NG例① 経歴だけを書いて“これから”が見えない
例:「これまで営業職として働いてきました。人と関わる仕事にやりがいを感じており、今後は介護業界で頑張っていきたいと思っています。」
「営業として人と関わってきた」→ ここまではOK。でも、「なぜ介護なのか?」が書かれていない。
結局、「今までこうだった」しか語ってないから、“これからどうなりたいか”が伝わらない。
「営業で信頼関係を築く経験をしてきた。それが介護職でも活かせると気づいた。」
自分の中で「生活に関わる支援がしたい」と思った“気づきの瞬間”を入れるだけで説得力が変わる
NG例② 理想論ばかりで現場が想像できていない
例:「ご利用者様一人ひとりの願いを叶えられる介護をしたいと考えています。」
その想い自体はとても素敵
でも、未経験で「願いを叶える」って言葉が出てくると、現場の現実を知らずに話してる印象になる。
「理想だけ語って、きっとギャップで辞めるタイプだな」と見なされることも…
「一人ひとりの気持ちに耳を傾け、その人らしい生活ができるよう支援したい」
「まずはできる範囲から、丁寧な関わりを続けたい」、等身大の言葉で語ると、信頼されます。
NG例③ 資格の話が“ゴール”になっている
例:「まずは初任者研修を取得したいと考えています。」
「資格を取ります」だけだと、”で、その先は?”と思われてしまう事も。
志望動機なのに、「資格取得=ゴール」に見えてしまうのはNG
「初任者研修で学びながら、実際の現場で丁寧な支援を実践したい」
「ゆくゆくは介護福祉士を目指し、現場に貢献できる職員になりたい」
「学ぶ→働く→貢献」の流れが見えると、面接官は安心します。
志望動機は「過去・理由・未来」の3要素で整理する
書き方に迷ったら、下記3点セットを意識してみてください。
視点 | 考えるヒント |
---|---|
自分の強み | 今までの仕事や経験、人との関わりで大切にしてきたこと |
なぜ介護なのか | その強みが、なぜ介護で活かせると思ったのか |
これからの姿勢 | どんな介護士になりたいか、どんな働き方をしたいか |
志望動機は“作文”ではありません。
過去に大切にしてきたこと(強み)、なぜ介護なのか(動機)、これからどうなりたいか(未来像)。
この3つをつなげれば、あなたの志望動機は“自分のストーリー”になります。
30代未経験がつまずきやすい「5つの壁」





介護職に興味はあるけど、自分に出来るか不安…
そう感じるのは、むしろ自然なことです。
実際、私が転職エージェントとして話を聞いていた30代未経験の方たちからは、次のような声がよく聞かれました。
- 「介護業界ってどんな仕事なのか、イメージが湧かない」
- 「体力も必要そうだし、未経験で本当にやっていけるのか不安」
- 「特養とかデイサービスって聞いたことはあるけど、違いがわからない」
- 「仕事でクタクタになって、調べる気力もない」
調べたくても時間も気力も足りず、「とりあえずエージェントに登録してみた」という人が少なくありませんでした。
この章では、そんな30代・未経験の方たちがつまずきやすい「5つの不安」を整理しながら、実際に現場でどう乗り越えていたのかを紹介します。
1.【年齢の壁】30代からじゃ遅い?
30代からの介護職への転職は、けっして遅くありません。
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社会人経験で培ってきたコミュニケーション力や責任感は、現場で強く評価されます。
実際に、30代で未経験から介護を始め、数年でリーダー職に就いた方も多く見てきました。
年齢の遅さではなく、“関わりの深さ”が問われる業界です。
2.【体力の壁】毎日ハードって本当?
体は使うが、段階的OJTが一般的。最初は“できる範囲から”。
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たしかに、移乗介助や立ち仕事など体を使う場面は多いです。
しかし、全員が最初からバリバリ動けるわけではありません。
多くの施設では、「慣れるまで無理はしないで」「できることから始めていこう」と段階を踏んで成長できる環境を整えています。
体力の不安は、“最初からできない自分を許せるか”で大きく変わります。
3.【経験の壁】未経験でも採用される?
採用されます。未経験を歓迎する法人は多いです。
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職場によって、やり方やルールは異なります。たとえ知識や技術がある経験者でも同じです。
もちろん、最初は不安や戸惑いもありますが、「教わる姿勢」と「質問する勇気」がある人ほど、ぐんぐん成長します。
現場でも、「未経験だったけど、思った以上に丁寧に教えてもらえた」という声が多く聞かれます。
4.【お金の壁】やっぱり給料は安い?
入り口は控えめでも、昇給・資格・役職で伸ばせます。“長く働ける職場選び”で年収が決まる。
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たしかに、スタート時点では高収入とは言い難い施設もあります。
しかし、昇給制度・資格手当・役職手当が整っている法人も増えています。
とくに、「ホワイトな職場を選び、長く働く」ことで年収アップは十分可能です。
年収500万円以上を実現している介護職員も、決して珍しくありません。
5.【将来の壁】介護職に未来はある?現場で終わらないキャリアの描き方



でも、介護って、ずっと現場で働き続けるの?
キャリアの階段あり(リーダー→主任/相談員/ケアマネ/施設長・採用・エリアマネ等)▶もっと読む
たしかに、介護は“現場仕事”の印象が強く、出世ルートが見えにくいですよね。
実際には、“現場止まり”にするか“キャリアを積むか”はあなたの選び方次第です。
介護職にも、きちんとキャリアの階段があります。
たとえば
・現場で経験を積めば、「ユニットリーダー」「副主任」「主任」といった役職にステップアップ
・ケアマネジャー、生活相談員、“専門職”への道も開けます
・施設によっては、採用係、エリアマネージャーや施設長など「現場以外のポジション」に進む人も
介護業界は「人材が命」。
だからこそ、“続ける人”“成長する人”にはチャンスを与えやすい業界でもあります。
将来が見えない不安は、「自分がどうなりたいか」だけじゃない。
「どんな職場を選ぶか」「誰と働くか」でも、大きく変わります。
逆にいえば、職場選びでキャリアの広がりも、年収も、人生の充実度も変わるということ。
「この先どうなるかわからない…」そんなときこそ、“どうなりたいか”を描かせてくれる場所を、見極めることから始めてみましょう。
【迷っているなら】未経験でも今すぐ始められる介護転職の準備3選


「本当にできるのかな…」
「失敗したらどうしよう」
「今の職場がつらいけど、動くのがこわい」
誰にも言えない不安をひとりで抱えながら、介護職の求人を見たり、検索を繰り返したりしていませんか?
実は、介護職への第一歩は、“いきなり転職”じゃなくていいんです。
今すぐ行動できて、失敗しないための準備を3つに絞って紹介します。
迷っている今こそ、焦らず、自分のペースで“動きながら考える”方法を知っておきましょう。
転職サイト登録で情報収集から始める



まだ転職するかわからないのに転職サイトに登録していいの?
悩んでいる“だからこそ”登録すべきです。
転職サイトに登録する事で以下の疑問が具体的にわかります。
- どんな求人があるか?
- 未経験OKの施設って実際どんなところ?
- 自分の希望条件って通るのか?
登録=即応募ではありません。
“情報収集だけでも歓迎”なエージェントを選べば、プレッシャーなく相談できます。
▶【有料級】介護職が転職に失敗するのはなぜ?元エージェントが“共通点と対策”を徹底解説


資格制度(初任者研修など)を調べてみる
「無資格だけど大丈夫?」と不安な人は、まず初任者研修を調べてみましょう。
初任者研修は、介護職の基礎を学ぶための“登竜門”的な資格。
通信+週1の通学で取れるところも多く、働きながら取得する人も少なくありません
「資格を取る=本気で転職」じゃなくてもOKです。
自分に合うかどうか、安心して見極める材料として検討してみてください。
▶初任者研修って意味ある?働きながら迷ってた私が“必要だと思った理由”


求人を見る目を養う|“働きやすさ”から職場を選ぶ視点を持つ
未経験の人がやりがちなのが、“家から近い”だけで職場を選んでしまうことです。
介護職は“人間関係・教育体制・雰囲気”によって働きやすさが大きく変わります。
だからこそ、「働き続けられそうな職場か?」を軸に求人を見てほしいです。
見ておくべきポイント例
・教育制度があるか(研修・OJT)
・離職率や定着率は?
・実際に見学できるか?雰囲気は自分に合いそうか?
見極めに不安があるなら、エージェントに「続けられる職場を希望」と伝えるだけで、提案が変わります。
無理に今すぐ転職しなくてもいいです。
しかし、「そのとき」が来たときに備えて、選べる自分になっておくことは、あなたの未来をきっと支えてくれます。
資格、情報収集、働き方…どこからでも構いません。
今できる小さな一歩を、あなたのタイミングで踏み出してください。
志望動機が書けたら、次は「職場選び」がカギ。
ブラック回避・ミスマッチ防止のためにも、実体験に基づいたエージェント比較記事はコチラ!
▶【一覧で比較】介護職向けおすすめ転職エージェントサイト【7厳選】


未経験からでも介護で人生を選び直せる3つの理由
介護職は「未経験でも挑戦できる数少ない専門職」です。
その理由は以下の3つです。
- 姿勢を評価する採用文化
介護業界は人材不足もあり、知識や資格よりも「学ぶ姿勢」「続ける意欲」を重視する傾向があります。
未経験でも誠実に取り組む姿勢が評価されやすいです。 - どんな経験も活かせる環境
営業や接客で培った傾聴力、製造業で身につけた改善力、子育てや家族介護の経験など、異業種・私生活のスキルも介護現場では強みになります。 - 資格やキャリアで将来が広がる
介護職から資格取得(初任者研修→実務者研修→介護福祉士)やケアマネ、相談員などのキャリアステップが用意されています。長期的に安定して働ける環境を選び直せます。
だからこそ「今さら未経験だから遅いのでは?」と悩む必要はありません。
30代からのスタートでも、人生を選び直し、安心して長く働けるチャンスがあります。
まずはこの記事で紹介した例文を参考に、あなたの言葉に整えてみてください。
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