[不安解決!]訪問介護で働くか悩んでいる人必見!【ヘルパーとして働こう!】

訪問介護で働くか悩んでいる人。必見!ヘルパーで働こう! Uncategorized

仕事内容がわからないし不安。それに働くにしても資格もない。時給が安いって聞くし不安。

興味はあるけど不安という人に対して解説します。

この記事の内容
  • 老計10号という厚生労働省が定めたお仕事手順書がある
  • 訪問介護で働くには資格が必要。資格取得支援をしてくれる事業所もある
  • 実際の時給は?
  • ヘルパーとして働くメリット・デメリット
  • まとめ

内容や手順は決められているため、不安なし!

おむつ交換、入浴介助、掃除や洗濯など仕事の内容と手順は厚生労働省が定めています。「訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について」という通知があります。これを老計第10号です。

老計10号を元に細かい作業手順や計画が各利用者ごとにあるため不安なし。

各サービス(排泄や入浴、掃除など)の例示が出されており活用するようにと厚労省も謳っています。もちろん、個々の利用者さんの身体状況や室内状況が違うため、これが全てという訳ではありません。この老計10号を元にヘルパー事業所がさらに細かい手順書や計画を作成します。その内容に沿って、お仕事をしていきます。

手順書に記載がない事はやらない。

逆に言えば、手順書や介護計画に記載がない内容は行ってはいけません。現場で働いていると利用者さんに手順書に記載がない事を頼まれる事が多いです。その場合「まずは会社に確認します、そしてお返事しますね!」と現場で対応し、事業所に報告が出来れば完璧です!

ひとつでもあれば働ける3つの資格

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

無資格、未経験でも受検資格があります。民間のスクール若しくはハローワークが通学先になります。一般的には通学を週1回程度で3〜4ヶ月で取得できると言われています。

介護職員実務者研修

実務経験を積んで、国家資格である介護福祉士になるために必要な資格です。そのため、資格取得試験では、介護福祉士試験の内容が出題されます。こちらも受検資格は不問です。将来的に介護福祉士を取得したい人にはオススメの資格です。

また、実務者研修の資格を取得すると訪問介護事業所で【サービス提供責任者】として働く事もできます。サービス提供責任者についての解説は下記参照ください。

介護福祉士

福祉系唯一の国家資格です。高齢者だけでなく、障害者等の支援も行える介護のスペシャリストといえる知識と技術を身に着けた称号です。資格の認知度も高く、これより日本が迎える超高齢化社会にとって欠かせない役割を担う資格となるでしょう。

受験資格内容受講時間  費用合格率
初任者研修   
未経験可介護の基礎を学ぶ130時間6〜8万ほぼ100%
実務者研修
未経験可介護福祉士になるための知識や技術を学ぶ450時間15万〜20万 ほぼ100%
介護福祉士
・福祉系学校卒   
・実務経験ルート    
・養成校ルート
介護に関する知識や技術がある事を証明する国家資格・養成校1年以上    
・実務経験3年以上     
・養成校2年以上
84.3%(R5年) 

非常勤ヘルパーで実際はどの程度稼げるのか?

さあここからは気になる時給の話を順番に解説していきます。

一回の訪問で支援する時間は事業所が決める

事業所から「一時間で入浴支援をお願い出来ませんか?」と支援を依頼されます。この依頼を受けた場合、一時間以内で入浴準備〜最後の後片付けまで終わらせる必要があります。基本的には1時間で終わるように支援内容を組んでいるので問題はないはずです。ここで1時間以上かかってしまった場合、サービス残業となってしまいます。1時間では到底終わらないような内容であれば事業所に改善を求めましょう。

身体介護か生活援助かで時給が違う

  • 身体介護…食事介助・入浴介助・排泄介助など利用者の身体に触れて行う介助のこと
  • 生活援助…買い物の代行・掃除・洗濯・ゴミ出しなど利用者の身体に触れない介助のこと

具体的には

時間単位時給
身体介護20分以上30分未満2501200円〜1400円
30分以上1時間未満3871600円〜2000円
生活援助20分以上45分未満1791200円〜1400円
45分以上2201500円程度

身体介護の方が技術や知識を求められる分、時給が高くなります。どのような支援を行うかで時給に違いがでます。

時給の決め方は事業によってかなり違う

事業所がある地域により単価が変わる(地域区分)、事業所が取得している処遇改善加算、事業所独自の手当などにより時給の違いが生まれます。

ヘルパーとして働くメリット

自身の「ライフスタイルに合わせた働き方が出来る」という点は大きなメリットになると思います。

メリット

働きたい時間帯、曜日など選べる。週に1日や隙間時間からでも可能。

休みたい日は事前申請で休める。

入浴や排泄などの身体介護、掃除や洗濯などの生活援助など仕事内容を自分で選べる。

訪問先では基本的に利用者と自分の一対一。人間関係の悩みは少ない。

例えば、「子どもが保育園に行っている間だけ仕事したい。」「入浴や排泄などの身体介護は未経験だから怖い。掃除や洗濯なら家でもやっているし出来るかも…」「以前のパート先ではお局さんがいて…。」などの不安や悩みがある人には向いているかも知れません。

ヘルパーとして働くデメリット

「毎月10万円はしっかり稼ぎたい!」という方には向かない可能性があります。

デメリット

固定給ではない。利用者の入院、入所で仕事がなくなる事があり給与面では不安定。

自分の働きたい時間帯に仕事がない事もある。

利用者宅には一人で訪問している。現場で困った時にすぐに助けてくれる人がいない。

やりたい仕事がない。

まとめ

仕事内容は決められているため不安なし!

事業所から仕事内容は細かに案内されます。仮に仕事内容で困った事や不効率な事があれば事業所に連絡をして改善を求めましょう。良い支援に向かうきっかけになります。

資格さえあれば誰でも働ける!

他の介護サービスと違い訪問介護には資格が必要です。資格取得を支援してくれる訪問介護事業所も存在します。様々な訪問介護事業所がありますので、良く吟味して良い事業所をみつけましょう。

自分でコントロールしながら稼げる!

求人情報を見てもわかるように、他の日勤帯介護サービスと比べてお給料面では高い方だと思います。処遇改善加算などのパーセンテージが高い事が理由です。

スキマバイト感覚でもOK!

訪問介護事業所だけではありませんが、介護業界は人手不足です。猫の手も借りたいくらいです。スキマバイト感覚での応募も歓迎されるでしょう。

以上、今日の内容が参考になれば幸いです。ありがとうございました。

朝ぼらけ運営者:べるべ
この記事を書いた人
berube002

◼️記事を書いている人は?
【べるべ】

◼️何をしている人なの?
【介護福祉士として現場一筋15年】

◼️今は何しているの?
【訪問介護事業所でサービス提供責任者しています。】

◼️どこから情報を得ているの?
【介護現場、他職種、行政が実施する研修、厚生労働省からの通知などなどの鮮度の良い情報をお届けします。】

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