【実情5選】サービス提供責任者を知りたいあなたへ!

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夜勤が辛い…夜勤がない介護の仕事がしたい…。訪問介護ってどんな感じなんだろう?

ケアマネ資格の勉強をしているけど、なかなか内容が理解できない…どうしたら良いだろう…

サービス提供責任者として訪問介護の仕事について、介護歴15年の私が紹介します!

結論!サービス提供責任者になる前に知っておくべき5つの事!

・”訪問”する仕事なので、どんな天候でも移動が必ずある!

・利用者さんの家に訪問する時間は決まっている。施設や通所と違い、自分自身でスケジュールの管理が必要。

・高級マンションからゴミ屋敷と呼ばれるような家まで、色々な家に訪問する事がある。

・様々な職種との関わりがあり、知識や経験として学習する機会が多い。

・パソコンスキルは介護記録がパソコンで入力できる程度で問題なし。

以上、5つについて解説をしていきます。

どんな天候でも必ず移動がある。

都内で勤務している私の場合、通勤や仕事中の移動は基本的に自転車です。雨や風、真冬も真夏も自転車移動です。さすがに雷や雪の場合は歩いて移動する事もあります。

坂道が多い、住宅街で細道が多いなど、勤務希望地によっては地域特性もあると思います。

ただ、事業所から目的の利用者さん宅まで移動時間は長くても30分だと思ってもらって良いと思います。基本的には10分〜15分以内が多いです。移動して頂く時間が勿体ないと考える事業所がほとんどだからです。

自分のスケジュールは自分で管理する。

事業所によって、働き方は様々ですが基本的に一日一日の自分の予定は自己管理です。出社時間、何時に利用者宅に行くのか?何時から会議があるのか?空いている時間で事業所で書類作成‥など。

◯月△日(□曜日)
9:00出社。事務作業。
10:00〜10:30Aさん宅でサービス(デイサービス送り出し)
10:45〜11:45Bさん宅でサービス(掃除・買い物支援)
12:00〜13:00お昼休憩
13:00事業所に戻り、書類作成やチームで情報共有。
16:30〜17:00Cさん宅でサービス(デイサービスのお迎え)
〜18:00事業所に戻り、記録などして退社。

上記、スケジュール表にするとこんな形になります。事業所で作業をしつつ、時間になったら訪問へ行く。終わったら事業所に戻り、事務作業。事務作業を合間で行うため、時間を確認しながら訪問に遅刻しないように気をつける必要があります。

また、スケジュール表には記載しませんでしたが、事業所にいると利用者さんやヘルパーさん、他事業所からの電話連絡が入ります。それにも応対する必要があるので、事務作業が進まないという日もありスケジュール通りに一日を過ごせないなんて事もあります。

色々な家に訪問する事がある。

高齢者や障がい者に個性があるように、その方が住む家にも個性があります。最新福祉用具が揃う家。毎日ヘルパーさんが入って、お掃除が行き届いている家。タバコの匂いで充満するお家。物が多く、片付けても翌週にも散らかってしまう家。もちろん、動物を飼っている家もあります。

私が皆さんにお伝えしたいのは、ハウスダストや喘息などを働く皆さんがお持ちの場合は事前に事業所に伝えておく!という事です。皆さんの健康や命は守られ、守る必要がありますので事前に事業所と共有しましょう。

知識や経験として学習する機会が多い。

  • 新しい利用者さんの支援受付、依頼相談
  • ケアマネージャーや訪問看護、行政担当者など多職種との情報共有
  • 都道府県や地区で行う研修会への参加

サービス提供責任者は、介護保険について詳しい知識が必然的に必須になります。利用者さんかの相談、多職種などと日常的な会話や会議での発言を求められるからです。

どんな相手からも【プロ】として見られます。

偉そうな事を言いましたが、私自身15年働いていても知らない発見が日々あります。それだけ複雑な物なので、臆することなく実践を踏まえて知識として身につける姿勢があれば十分です。

パソコンスキルは求められないアナログな業界

FAXや電話でのやりとりが非常に多いです。書類、伝言、記録などは紙ベースがほとんどです。人差し指のみを使って記録を打ち込む職員もいます。

この辺りは壁としては非常に低い業界だと思います。スキルがあれば越したことはありませんし、早く作業が出来れば必要な人材として重宝もされるはずです。

まとめ

  • どんな天候でも移動がある。

天候については日頃から気に掛ける事が多くなります。装備品としてカッパや折りたたみ傘が必要になります。

  • スケジュール管理を怠ると致命傷

当たり前の事かもしれませんがスケジュール管理は必須です。訪問予定を失念する、会議の出席時間に遅刻するなど利用者や関係者の信頼を損ねる可能性があります。ですが、スケジュール管理に慣れてくれば仕事の合間に自分時間を生み出すことも可能です。私の場合、ちょっとした待機時間や移動時間を使って、読書したり、勉強したり(この時間でケアマネ試験に合格したと言っても過言ではない)しています。

  • 利用者宅の状況は施設勤務とは大きな違いがある。

施設ではある程度、必要な福祉用具が揃っています。在宅では、何もありません。提案して、了解を得て、自分たちで作り上げていくのです。やりがいがある一つです。施設経験が生きることがあります。

  • 介護保険やその他関連法案に強くなる

施設では意識しない各種法令が非常に大切になります。何をするにも法令に則っているか、を意識して提案や支援の組み立てを考えていく事になります。ですが、基本的にはケアマネージャーなどと連携しますので、まずは訪問介護に絞って知識を付けていけば問題ありません。

  • ITスキルはあれば良し、なくても問題なし!

文字入力が出来れば、問題ないと言っても過言ではありません。求人に記載があるようにWordやExcelが使える人=文字が入力できる人、程度だと私は認識しています。

以上です、サービス提供責任者に疑問を抱く人のところに届くとうれしいです。

みなさん、今日もほどほどに頑張りましょう!

朝ぼらけ運営者:べるべ
この記事を書いた人
berube002

◼️記事を書いている人は?
【べるべ】

◼️何をしている人なの?
【介護福祉士として現場一筋15年】

◼️今は何しているの?
【訪問介護事業所でサービス提供責任者しています。】

◼️どこから情報を得ているの?
【介護現場、他職種、行政が実施する研修、厚生労働省からの通知などなどの鮮度の良い情報をお届けします。】

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