【意外と知らない?】訪問介護の種類【転職の参考に】

意外と知らない!?訪問介護の種類!転職の参考に Uncategorized

訪問介護っと聞くと、ヘルパーさんなどを思い浮かべると思います。それで当たっています。ですが、訪問介護にも色々なサービス、事業所があるので紹介します。

【結論】日中帯と夜間帯の2択がある!

日中帯に働きたい

  • 訪問介護
  • 訪問入浴介護
  • 定期巡回・随時訪問型介護看護

夜間帯に働きたい

  • 定期巡回・随時訪問型介護看護
  • 夜間対応型訪問介護

それぞれサービス内容について解説していきます。

訪問介護の目的

訪問介護とは、訪問介護員等が、利用者(要介護者)の居宅を訪問し、入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事等を提供することです。

しかし、訪問介護と言っても様々な種類の事業があります。

4つの訪問介護サービス

訪問介護

利用者の自宅に訪問してサービスを提供します。主なサービス内容は以下の通りです。

  • 身体介護…食事・排泄・入浴といった利用者の身体に直接触れる支援。
  • 生活援助…掃除・洗濯・買い物・調理といった利用者の身体に触れることなく行う生活の支援。
  • 通院等介助…自宅から病院へ介護士が付き添い、道中必要になる支援を行うサービス。持ち物の確認から、公共交通機関の乗り降り、院内で車椅子操作、診察の付き添いなどです。

主に日中帯に行う支援がメインですが、少ないですが早朝や夜間も動いている事業所があります。

訪問入浴介護

訪問員が持参する浴槽を組み立てて、自宅リビング等で入浴を行うサービスです。一度の訪問で介護士3名、看護師1名で訪れ入浴以外にも爪切りやシーツ交換などを行う事業所があります。

自宅のお風呂では入浴が難しい人が利用します。自宅の浴槽を使うことはありせん。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

定期巡回・随時対応型訪問介護看護 (以降、定期巡回と呼ぶ)とは利用者の自宅への定期的な巡回や、通報の対応を24時間365日行うサービスです。介護士だけでなく看護師も訪問を行っています。

一日の訪問回数はおよそ3〜6回以上。決まった時間で訪問し支援を行います。そして名前の通り、利用者等から緊急の要請があれば時間を問わず随時訪問を行います。オペレーションセンターで利用者からの通報を受け付けます。オペレーターは相談対応や人員手配を行う重要な役割を担っています。

訪問介護と違い、掃除や買い物といった生活援助は行いません。身体介護が中心になる支援です。

夜間対応型訪問介護

夜間の訪問に特化しており18時〜8時の間でサービスを提供する事業です。夜間帯にポイントで利用するというより、在宅の夜勤という実態になっていると感じます。夜間帯に支援を希望している観点から見ても、体位変換や喀痰吸引など医療ケアを要する人など常時見守りが必要な人が利用するサービスでしょう。

要支援1・2の介護度では受ける事が出来ないサービス。一人暮らしで夜間の生活に不安がある、認知症があり夜間が不安といった要望に対してサービスを提供しています。

どんな資格があれば働けるのか?

  • 介護職員初任者研修修了者(旧ホームヘルパー2級)
  • 介護福祉士実務者研修修了者
  • 介護福祉士

夜間対応型訪問介護や定期巡回では

  • 介護福祉士
  • 初任者研修や実務者研修修了者
  • 看護師
  • 保健師
  • 医師

といった資格を持っているとオペレーターとして勤務することができる事業所もあります。

訪問系の介護サービスで働くデメリット

移動時間の負担

事業所やご自分の自宅から利用者宅へ移動をします。利用者宅までの移動時間や移動方法によっては負担となる場合もあるでしょう。

逆に考えると、移動時間を有効活用して有意義な時間にすることも出来るでしょう。私は移動時間を勉強時間にしてケアマネージャーの資格取得が出来ました。

天候の影響を受ける

雨、風、雷や雪など悪天候であっても利用者宅に訪問する必要があります。身体的、精神的に負担となる他、事故にも注意が必要です。

単独での訪問

ほとんど一人で訪問することが多いため、訪問現場で仲間と話し合う機会は少ないです。

また、利用者宅でトラブルに見舞われた際も初期対応は一人で行う必要があります。ただし、急変、事故などが発生した場合、単独で判断するのではなく事業所に連絡、指示を仰ぐことが推奨されています。

感染症リスク

様々な家庭を訪問します。豪邸から四畳半のアパート、物が多い家など。同居家族などがいる事も多いです。また、ペットなど動物を飼育している家庭もあります。アレルギーなどをお持ちの方は事前に確認を行いましょう。

まとめ

訪問介護と言っても特色があり、利用者が求めるサービスに応じて選ばれています。

転職を検討する際は

  • 各種サービス内容を理解しましょう。
  • 必要な資格を取得しているか?
  • 自身の体力と健康管理が維持できそうか?

慎重に検討してください。スキルに関しては、基本的な介護技術があれば、難しい支援を求められる事はありません。

以上、参考になれば幸いです。

朝ぼらけ運営者:べるべ
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berube002

◼️記事を書いている人は?
【べるべ】

◼️何をしている人なの?
【介護福祉士として現場一筋15年】

◼️今は何しているの?
【訪問介護事業所でサービス提供責任者しています。】

◼️どこから情報を得ているの?
【介護現場、他職種、行政が実施する研修、厚生労働省からの通知などなどの鮮度の良い情報をお届けします。】

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